2016年9月2日金曜日

Presentation Tools

プレゼンテーションに使えるソフトウェア、アプリです。*Takeuchi Haruki君がレビューを書いてくれました。

MS PowerPoint

pMicrosoft社のPC用のポピュラーなプレゼンテーションソフトウェアで、操作方法も比較的簡単。Excel等の他のMS Officeとの互換性がよく、表を載せたりするのが簡単。スライドに乗せるグラフをExcelで制御できる。あらかじめスライドのテーマや素材画像がいくらか用意されているため、ネットから落としてこなくてもスライドが作ることができる。たくさんオブジェクトを表示していても、簡単に並び替えることができる。アニメーションを効果的に使えば、プレゼンテーションソフトとしてだけでなく、動画編集ソフトとしても優秀なソフトウェア。

条件・料金

Microsoftアカウント
有料(iOS版は無料)

PowerPoint Online

OneDriveまたはGoogle Chromeの拡張機能を使用すればPCにソフトが入っていなくても、オンライン上でスライドを作成することができる。ただし、PCのソフトウェア版に比べるとアニメーションの種類等が少ない。その分、Onlineベースで作成できるのでオンラインの画像や動画をダウンロードすることなく、簡単に埋め込むことができる。また保存されているのがOneDrive上なので、他の人との共有や異なる場所や環境で作業を行うのに便利。

条件・料金

OneDriveアカウント
無料
Apple社のプレゼンテーションソフトで、Online上でもAppleIDを持っていれば編集することができる。保存先が基本的にiCloud上なので、他の人共有や異なる環境での作業を行うのも便利。3Dグラフが書けないが、それ以外は基本的にはPC用のソフトウェアと同じように作業できる。PowerPointよりもオブジェクトのサイズや位置を合わせるのに向いている。そのためオブジェクトを整えたり、見た目を良くしたりするのに向いている。ただし、PowerPointよりも少なく、図形は限られたものしかない。Macに写真や音楽、動画が保存されている場合、すぐにスライドに載せることができる。またグラフはNumbersを開くことなく、データを編集することができる。アニメーションも豊富にあり、炎などのバリエーションに富んでいる。

条件・料金・その他

Apple ID
有料(Online版は無料)
iPhone/iPadでリモート可能

Googleスライド

Google社のプレゼンテーションソフトで、Online上でのみの作業になる。PowerPointやKeynoteに比べて、アニメーションが少ないが、基本的な図形は豊富にある。また、写真は自身がGoogle Photoに保存されているものであれば、簡単に載せることができる。動画もYouTubeにあるものであれば、ダウンロードすることなく、載せることができる。また、グラフもスプレッドシートでの制御にはなるが載せることが可能である。プレゼンター表示として発表中にオーディエンスから質問を受け付けることができる。さらに、Google driveに上がっているPowerPointであればそこからスライドをインポートすることができる。ただし、アニメーションは引き継がれない。

条件・料金

Googleアカウント
無料

Prezi

Prezi社のプレゼンテーションソフトで、基本的にはOnlineでの作業になる。iPadのアプリで編集することも可能だが、テンプレートが少ない。PowerPointやKeynoteのようにスライド中心ではどうしても内容の全貌を意識させづらいが、Preziでは内容を自由に配置することができるため発表の全体像を認識させつつ聞いてもらうことができる。反対に配置がうまくできていないとオーディエンスの混乱を招いてしまう可能性もあるため、こだわってプレゼンを作る人や、周りと違うものを作りたい人にはオススメ。ただし、複数人が発表するような会で、ひとつのパソコンにデータを集めて行うような時は、Preziが動作する環境が整っていない可能性があるので注意するべき。

条件・料金

Preziアカウント
スライドを公開すれば無料

LibreOffice impress

OpenOffice.orgのから派生したLibreOfficeのプレゼンテーションソフトで、様々な環境(Mac, Windows, Linux)で動作する。スライド上にグリッド線をおくことができるので配置を直感的に整えることができる。MS Officeのようにトランジッションやアニメーションがいくつもある。複雑な図形や図形と図形をつなぐコネクタなど特殊な図形がある。ただし、基本的にUIの言語が英語なので、慣れてない人にはやや難しいかも。グラフを描画することもでき、他のプログラムを開くことなくデータテーブルを編集することができる。iOSのRemoteアプリを使うとプレゼンテーションをコントロールしたり、タイマーを設定したりすることができる。MS Officeは有料のソフトウェアであるのに対し、LibreOfficeは無料で提供されている。

条件・料金・その他

無料
iPhone/iPadでリモート可能